2020/11/21

クリスマスソングUP

 

こんばんは。

 

 前回の投稿に引き続き、

本日は「Sileny Night(きよしこの夜)」を

アップいたします。

 

外国人のアカペラ5人組と一緒に

歌ってみましたが、

クラシックではないものの、

 フレーズの始まりの息の立ち上げ方や

フレーズを息で遠くまで運ぶ力を合わせるのに、

何回も録音しました。

 

まるで同時に歌ったかのような

シンクロ感を研究しました。


後半部分は譜面もないので

アドリブです。

 

こちらよりお聴きいただけます♪

 https://link.smule.com/ziw1DWgYAbb?channel=Copy-Link&lyricStyle=0

 

  

この時期、

ウィーンはクリスマスマルクトで

夜まで街が賑わいますが、

今年はどうでしょうか。


私が居た頃の懐かしい写真をアップします。


Wien 市庁舎前




 
 
 
 
 







 
 
 

 
 
 














この時期は零下10度前後になる日もあり、

 白い息を吐きながら

 グリューワインで温まります。

 

ちなみに「きよしこの夜」という曲は

オーストリアだと言われています。


まだ少し早いですが

楽しいクリスマスをお迎えください。


Kaori




2020/11/20

山下達郎さんのクリスマス・イヴ

 
こんにちは。

マスクをして歌う生活が

思った以上に長引いてしまった今年。


皆様の音楽活動は

いかがされてますでしょうか?


歌は例え途中で

道が閉ざされた時期があったとしても

細く長く続けて行くことが、

いつも歌い手でいるための

根本的なコツかも知れません。


人間が楽器な訳ですから、

色々なことがあって当然なのです。


さて、

私がマスクをしたまま

歌うことから解放される時間は、

一人で音楽アプリで歌うこと。


コロナでもなければ、

こんなことはしなかったかも知れませんが。



新しく山下達郎さんの名曲、

クリスマスイブ🎄を歌ってみました。

私は山下達郎さん風ではなく、

シンプルにピアノと歌だけで

しっとり大人の独り言風に歌ってみました。


よろしければこちらからお聴き頂けます。

 
 
 
vielen DANK 
 
 
 
 
 
 
 

2020/06/21

オンラインコンサート♪





本日は
372年ぶりの夏至の日食だそうですが、



いかがお過ごしでしょうか?



夏至&新月のエネルギーを受けて、



何か新しいことを始める方も
いらっしゃるかも知れません。



私は先日ある方より、



自粛で合唱が歌えない時期は 
これで歌っています!と、



Smuleという歌のアプリを教えて頂きました。



世界中の方が誰かと歌をコラボしたり、
カラオケの様な伴奏を使って
録音し無料で披露できる場所です。



歌もポップスから本格的なクラシックまで
様々な曲が歌われていて、



カラオケと言うと日本が一番進んでいますが
 Smuleで世界中の曲が歌えるようになると、



世界には本当に
凄い方がたくさんいらっしゃるなと、
思わずうなってしまいました。


 
それで私も聴いているうちに
登録してみたくなりました。



 録音はスタジオではなく、



自宅でスマホのイヤホンとマイクを使って
 自分の好きな伴奏を選んで歌ったり、 



誰かにジョイントしたりできます。



私も試しに何曲か一人で歌ってみました。



お気入りはアコースティックギターとの
コラボです。



しかしやり始めたら
少しでもスタジオ録音に近づけたいと、



何回も歌い直して録音している内に
若干声も枯れてしまう始末でしたが、



楽しくて
久しぶりに歌謡曲をたくさん歌ってしまいました。



完璧とは行きませんが、



今日はそちら録音した曲を
ご紹介いたします♪

(アプリをダウンロードしなくてもお聴き頂けます)



曲名をクリックするとリンクに飛びます。
※各曲歌の下に出るAutoplayをオフにして下さい。




 


童神(夏川りみ) 沖縄調
 











音質的にはスマホでそのまま再生したり
小さなステレオよりは、
スマホ&イヤホンの方が良く聴こえます。
 
 
 
1曲でも気に入って頂けたら
嬉しいです。



また少しづつアップして行きますので
よろしくお願い致します!






 Vielen Dank !

Kaori





2020/06/12

150%intensiv アーノンクールのマタイ受難曲





こちらはウィーン時代に
アーノンクール&コンツェントゥス・ムズィクス
&シェーンベルグコアで


バッハのマタイ受難曲のCDプロジェクトを
行った際のドキュメント動画。
(ドイツ語)


私は右側のコアの前列、
水色のシャツの女性とオレンジのシャツの女性の間に
挟まれて歌っております。


ドイツ語が母国語のメインメンバーの
圧倒的なリードがあってこその


情熱的な演奏。



動画の中でアーノンクールは、


「私は芸術家としてのバッハはとても良く理解しているが
人としてのバッハのことはほとんど知らない。
果たして彼が信仰深かったかどうかさえも。

彼はとんでもない天才だ、
 人が脳の中にあのような音楽が浮かぶというのはね。」


と語っています。




魂から言葉を放つソリストたち、


Wコアが表現する
多方面で起こる極限的感情のうねり、


一瞬たりとも緊張を解くことなく
物語を次々と運んで行くオーケストラ。


アーノンクールのこの作品に対する
とてつもない情熱が


 演奏者の魂に火をつけ、


皆が半ば変性意識とも言えるような状態で


キリストが十字架にかけられる
歴史的な一場面を、


まるで
その場に立ち会っているかのような
臨場感を伴って


再現した演奏。




ソリストのPregardianは、


「アーノンクールの技術、
彼の毎瞬にかける音楽的密度は
100%いや150%だ。」


と語っています。








私にとってバッハや古典の師匠は
アーノンクールだったと言えるくらい、


コアでアーノンクールと共演する機会を頂く度に、


音大生時代には全く知らなかったことを
たくさん学ばせて頂くことができ、


今思うと大変貴重な時間でした。



特にこのマタイ受難曲では、 


ただ美しく歌うという以上の、


感情や情熱や野生といった経路に
血液が波打つようにアクセスしながら


究極の芸術性を生み出すという、


それまで体験したことのなかった
脳内のゲートの開き方を、


非言語的に教えて頂いたような感覚がします。


もう二度と一緒に歌える機会は
ありませんが、


とても言葉では表現しきれないほどの
情熱的な体感、


 それが私の記憶と財産そのものです。


 Vielen herzlichen Dank !!







2020/05/07

ウィーン時代の録音!






 とても久しぶりの更新になってしまいました。



新型コロナで
対面での音楽活動のほとんどが自粛という中、



合唱を愛する皆様は、
どんな風にお過ごしでしょうか?



私にとっては皆で集まって声を合わせ、



「わぁ、何て美しい一瞬なんだろう…」



と身体の細胞が隅々まで喜ぶような
ハーモニーを感じる瞬間は、



何よりも愛するひとときなので、



その時間がない生活は寂しいものがあります。



ただその反面、
( 表と裏の様な感じで )



自分の内側に意識を向けて
思索することも大好きなので、



今はそのための時間を与えられたと思って
静かに過ごしています。



そんな中、
久しぶりにウィーン時代の友人が



当時ユニットを組んで活動していた時の
コンサートの録音を編集して送ってくれました。



今日はその録音をご紹介したいと思います。



私たちはウィーンで
 当時シェーンベルグ・コアで歌っていた
日本人の仲間の3人で、



Accessoire
 (アクセソワール)


 というユニットを組んで、



 ウィーンやオーストリア郊外や日本で
コンサート活動をしていました。



メンバーは左から
私Kaori、Miho、Midori





 私たち3人は目が似ていて、
西洋人には姉妹?と言われたりしました。




こちらは一緒にオペレッタに出演した時






私たちは3人ともソプラノまたはメゾなので、



台湾出身のAlgy(アルジ)という
アーティストに、



私たちに合うよう編曲をして頂いていました。



今回は現在もウィーンで活躍中の
その彼が録音を送って来てくれたのですが、



聴いたら、
当時の記憶が久しぶりに蘇って来ました。



あぁ当時彼には、



「これは低すぎて声が出ない」だの、
「私にも旋律が欲しい」だの、



色々とわがままなオーダーをしていたな…とか。
(ごめんよAlgy)




今回は送って頂いたのは、
2004年に私たちが彼の編曲シリーズで
日本公演をした時の録音です。



こちらのリンクからお聞き頂けます。





Algyには編曲のみならず
 コンサートでの伴奏をして頂いたり、


当時は専門外のジャズの歌い方を
特訓して頂いたりしていました。



懐かしい。





当時の練習風景のFoto発見!








アクセソワールでは主にMidoriさんが
トップを歌っています。

シェーンベルグ・コアでもトップのソプラニストでしたが、
その後はフォルクス・ オーパーのコアで
活躍中。

彼女の日本人離れした声を息で運ぶ力、
教会全体に声を巡らせる感性などから、
たくさん学ぶものがありました。



セカンドは主にMihoさんで、
現在はクリスチャンシンガーとして
世界中の教会で神聖な歌を届けています。

声の色がとても綺麗で、
3人に合う声の色のブレンドを見つけることは、
とても楽しい作業のひとつでした。



 私はコアではアルトを歌っていたこともあり、
主にサードを歌っています。

 当時は絶対音感が抜けずそれ頼りで、
純正律でハモるというところまで
なかなか追求できてませんでした。



 ただ久しぶりに聴いてみたら、
やっぱり3人ともコアで鍛えられた何かが
生きているなと改めて感じました。



私は特にこの一曲目の
An die Freudeが好きです。



この前奏から思わぬ旋律へと
繋がって行くアレンジが素敵。



時が経つのは速いけど、



音楽は一瞬でその時に、
私を存在させてくれたような気がしました。






STAY HOME


心も身体も無事に乗り越えて、
また一緒に歌えますように!



お聴き下さいましたあなたに
感謝いたします☆



 Kaori






2020/01/01

明けましておめでとうございます☆





昨年も大変お世話になりました。


本年もよろしくお願いいたします。


素晴らしい一年をお祈りいたします☆